マラッカの旅、第2回。
今回は、マラッカの歴史を簡単に説明しつつ、
異国情緒あふれる「オランダ広場」周辺の建物をご紹介します。
これがオランダ広場。
「ダッチスクエア」といえばタクシーで連れて行ってくれます。
15世紀初頭に築かれ、繁栄を誇っていたマラッカ王国は
1511年、ポルトガルによって攻略され、陥落しました。
サンチャゴ砦(Porta de Santiago(A Famosa))
130年余りにわたるポルトガルのマラッカ支配は、
ひとえにこの要塞のたまものであります。
皆さんご存知!(でしょう?)フランシスコ・サビエルの像です。
マラッカ海峡を見下ろして立っています。
彼は、死後まもなく一時、セントポール教会に仮埋葬されていたそうです。
セントポール教会(St.Pul’s Church)、ポルトガル時代に建てられた教会です。
というか教会跡、です。屋根はありません。
中で結婚式の写真を撮影中のカップルがいました。
国の遺産に登録されてますよマーク。文化遺産の壁に塗り込んじゃってよいのかしら???
そして、1641年、オランダがマラッカを占領します。
クライストチャーチ(Christ Church Melaka)はオランダ統治時代の教会。
前にはトライショーが待ち構えている。
写真の怪しい車がトライショー。
日本語(等)を巧みにあやつり、日本人の好きそうなキティで飾りつけ観光客を呼ぶ。
人力車の自転車版のようなもの。
以前はものすごい大音量で音楽を流し、もっと派手に車を飾り付けていましたが
現在は穏やか。世界遺産の街になったから?
1824年、約180年にわたるオランダ支配も終わり、今度はイギリス統治が始まります。
独立宣言記念館(Proclamation of Independence Memorial)
イギリス統治時代の社交の場「マラッカクラブ」。今は博物館。
お次は
王宮博物館(Malacca Sultanate Palace)
1984年に、古い王宮を復元して博物館としてオープン!マレーの伝統的木造建築です。
いかがでしょうか?
このように、オランダ広場周辺だけでも
ポルトガル、オランダ、イギリス、マレーシアを感じることができます。
歴史を知ってから歩くと、さらに楽しめますよね!
はて?日本は?
日本軍の置き土産を「ババニョニャヘリテージ」という博物館で見つけたので、
次回にご報告します。
ババニョニャとは何でしょう?
Jumpa lagi! (ジュンパラギ また逢いましょう!)
【参考文献】
ザイナル アビディン ビン アブドゥル ワーヒド 編
(1983)『マレーシアの歴史』(野村 亨訳)山川出版社
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